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ハチ公の命日、サイト五周年

 今日はハチ公の命日です。
 そしてサイト開設五周年でもあります。
 この日はサイトを更新したかったのですが、目下多忙中でありますのと、接続が行われずアップできない不具合もありまして、本年はサイト更新をお休みとさせていただきました。そのかわり、四月の慰霊祭の日には少し資料を公開できたらと思っております。

 今まではよく、この日にハチ公を偲び、愛犬に家で作ったやきとりを食べさせていました。しかし、その愛犬ももうおりません。ハチ公と同じところへ行ってしまいました。

 昨年夏、渋谷へ行きました。都合あってハチ公像を見ることは叶いませんでしたが、この町にかつてハチ公がいたのだと思うと、不思議な気持ちになったものです。
 手元に資料がないので書名失念しましたが、当時のアベック向け名所案内に渋谷駅が紹介されており、駅前の図には「ハチ公のいる場所」というのが書き込まれています。モガモボたちはデートでハチ公を見に行ったりしたのかもしれませんね。
 また、当時のハチ公が描かれている面白いものに、探偵小説があります。
 連続殺人事件、その新たな被害者を知らせる号外に、寝ていたハチ公が慌てて飛び起きるというシーンです。
 丁度ハチ公のいた頃は、江戸川乱歩をはじめとした探偵小説家が競って名作を発表していた時代です。当時の様子を窺うことができる面白いコラボだと思います。他にも探してみたら、意外なところでハチ公は顔を出しているかもしれませんね。
 当サイトでは、ハチ公のみならず、ハチ公と関わった人たちや、あの頃の時代背景、風俗史を共にご紹介していきたいと思っております。
 軍国主義とも合わせて考えられることもあるハチ公ですが、むしろ、昭和モダニズム時代華やかなりし頃、よくも悪くも日本の古きものが失われ、生活も発展していった背景とつながりがあります。
 モガモボが闊歩していた、変わっていく街の姿を、ハチ公はどんな思いで見つめていたのでしょうか。
 冒頭に書いた名所案内からも、デートに訪れた男女を、あの優しい目で迎えてくれたハチ公の姿が、目に見えるようですよ。丁度、今のわさおくんのような感じだったのでしょうね。

 さて、五年前にこのサイトを開設した時に、私は開館のご挨拶を書かせていただきました。サイト改装した際に下げてしまったのですが、それもまた後程復活させたいと思います。
 ここでは、あいさつの締めくくりとして書いた、拙いうたのようなものを再録させてもらいます。

 またも春めぐりて忠犬ハチ公忌(平成20年3月8日)

 それでは今年もまた、ハチ公を偲びつつ、全ての犬よ健やかにあれよと願いて。

 追記。ツイッターをはじめました。ハチ公館長という名でやっております。フォローお気軽にどうぞ。
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近況

 ご無沙汰しております。
 メールやコメントをくださった方々、ありがとうございました。
 本来なら一人一人にお返事しなくてはいけないのですが、こちらでお礼だけ伝えさせてください。

 犬のことでご心配をおかけしましたが、こちらは元気にやっております。
 ただ、ハチ公のサイトに関連した作業ができずにいました。
 ハチ公のことを調べようと思ったのは、私が秋田犬に出会い共に暮らしたからで、いってしまった犬とハチ公のことは切り離せない存在なので、どうしても、こちらのサイトに関することに手が出せなかったのです。
 掲示板の書き込みやメール等、拝見しておりますので、ゆっくりではありますが、これからはお返事します。どうぞよろしくお願いします。

 ひとつだけ、良いお知らせを。本当なら、真っ先にそれを書きたかったのですけれど。

 あれはなんという題名の映画だったろう。
 ゴールデンレトリバーの子犬が何匹かで冒険する外国の映画。たまたまテレビでやっていて、ちらっと見ただけなんですけど。
 クリスマスの時期にちなんだ、クリスマス・キャロルのパロディみたいなストーリーで、男の子がサンタさんに手紙を書くのです。もしクリスマスの日に行き場のない子犬がいたら、どうぞうちによこしてくださいって。
 それを見た私は、男の子の真似をして、「うちにも、行き場のない犬がいたら、クリスマスの日に来たらいいのに」と思いました。
 本当は、いってしまった犬に帰ってきてほしいが、それは無理な願いであるし、ただただ犬のぬくもりが恋しくてたまらなかったのです。しかし、まだ犬を買いに行こうという状況でもなかったし、さみしいけれど、当分こんな生活を続けるしかないんだろうともあきらめていました。
 すると、クリスマスイブの夜。
 うちに小さな犬がやってきました。
 とても痩せた小さな迷い犬。家族が見つけて、保護したのです。
 柴犬の雑種で、大きさは豆柴くらい。汚れて体中草の種だらけだったけれど、とても可愛い顔をしている。
 警察にも届けて、ポスターも貼って飼い主を探したけれど名乗り出る人もなく、やがて警察からもこちらで収得してもよいという通知が来ました。
 5月に病院へ連れていって、注射をしました。ワクチンが先だったので、登録はまだされてないのですが、うちの犬になりました。
 クリスマスイブの日にうちへ来たから、「清しこの夜」から字をもらって「キヨ」と名付けました。メスで、病院ではもう三歳以上になると言われて驚きました。
 家にきたときはガリガリだった体もぷくぷく丸くなりました。オドオドしていたのが、今ではいたずらばかりしています。
 犬のいる暮らしは本当にいいものだと改めて思いました。
 可愛いです。
 だけれども、いまだにペット保険の広告なんかを見るたび、かけがえのない存在を失ったのだと思い知ります。
 前の犬も懐かしくてたまらない。
 共にいた愛犬という個体を愛しているのだけれど、もう一度秋田犬に触れたいという気持ちも強いです。
 当分は無理であるけれど、またいつか秋田犬と暮らすことができるだろうか。キヨと仲良くしてくれるだろうかと、そんなことを考えたりします。
 半夏生の日は、死んだ者の名を呼んではいけないという言い伝えがあるのだと昔本で読みました。
 死者が戻ってきてしまうから。
 自分はうっかり名を呼んでしまいそうだけれども。無理に呼び出してはかわいそうだ。
 時々、大型犬特有の、あの温度やら肌触りやらを、時間には勝てなくて記憶が薄れていくのを感じる、するとそういう頃に決まって、夢のなかに犬が現れて、体をいくらでも触らせてくれます。
 体はすっかりきれいになって、毛並もいい、元気そうでよかったと思う、だけれどやはりどこかさみしそうに見えます。
 死者の世界が本当にあるのかわからないけれど、そことこことの隔たりはどれくらいの厚さだろうかと、そんなことを思ってみたりします。
 今月はいってしまった犬の誕生日がきます。去年、その翌日に手術をしたのでした。
 色々としのばれる今日この頃です。

今年もありがとうございました

 長らく更新できずにいました。
 夏の間ずっと患っていたうちの犬が、9月5日に旅立ったのです。
 手術をして、一度は具合も回復したのに、間もなく容態が悪化して日に日に衰弱していきました。
 どんなときもご飯だけはしっかり食べていたのに、最後はなにも口にしなくなりました。
 息を引き取ってすぐに、犬の目から一粒涙が零れ落ちたのを見ました。
 
 犬をなくしてから、私は犬の最後を語るのも、ハチ公の資料に向き合うこともできなかったのです。
 そういう心持ちになれなかったのです。
 犬のことは、毎日その名を口にします。毎日線香をあげて弔っています。
 一日だって忘れたことはありませんが、思い出のなかで楽しかった日々を振り返ることと、死んだという事実に向き合うことは別のものだと思うのです。

 メールやアンケート等、お送りいただきありがとうございます。
 あともう少し、お休みさせてください。
 来年、三月八日にはまたお目にかかれることでしょう。

 それではどうぞ、よいお年を。
 来年こそは、たくさんたくさん、よいことがありますよう心から祈って。

お久しぶりです

 長いことお休みしていましたが、その間ご連絡くださった方々ありがとうございます。
 実は長いこと患っていたうちの犬の容態があまりよくなくて、「ハチ公」に向き合える精神的な余裕がありませんでした。ハチ公の資料を読み込むには、気持ちの切り替えとか覚悟が必要でしたので。
 以下、私事ではありますが犬のことを。
 首に大きな腫瘍が出来てしまい、かかりつけの病院で紹介された、近隣では有名な動物病院に連れて行きました。手術をすることが決まり、場合によっては片耳を切断せねばならないと説明を受けました。手術は三時間に及び、腕利きで有名な先生でしたが、こんなに時間がかかることはめったにないと言われた程です。手術が終わって訪ねると、病室の檻のなかで、エリカラをつけたひときわ大きなうちの犬の姿が見えました。まっさきに耳を確認すると、すっかり毛が剃られてむき出しになっていたけれど、ちゃんとついていました。本当にほっとしました。犬は我々に気が付くと、まだ麻酔が残ってふらつく体で立ち上がり、泣いて家に帰りたがりました。しかし、その日は入院せねばならず、よく言い聞かせてから帰宅しました。翌日昼に面会へ行くと、置いていかれたことを怒っていて、呼んでも答えてくれませんでした。檻を開けると、軽く唸って(威嚇ではなく)抵抗し、ここを出たくないとすねてだだをこねました。よっぽど最初の日に帰りたかったのでしょう、家でもいつも甘え泣いているぐらい、気の小さい犬ですから。それでも、だんだんと落ち着いて、手で水を掬って飲ませるとぺろぺろ舐めてくれました。その日もまだ帰れず、退院はその翌日になりました。
 今まで一度も家族のもとから離れたことのない犬です。夜寝るときは、一人で土間に行きたがらず、家族を呼びにくるようなやつです。どんなに心細かったことかと思います。手術の日、ふらつく足で立ち上がろうとしながら、なんべんも勢いよく転んで、子犬のように泣いていた姿を思うと、仕方なかったとはいえ、かわいそうなことをしたと思いました。翌日そっぽを向かれたことが忘れられません。捨てられたとでも思ったのでしょうか……。
 無事退院して、二週間が過ぎました。この前抜糸をしました。しかし、エリカラはまだ外れません。病気は遺伝性のもので、癌でした。また、外耳炎と皮膚炎も起こしているので、これからも治療を続けていかねばなりません。
 この夏は、家のクーラーを一台外し、犬のいる土間に取りつけました。今、家で一番涼しいところです。人間は扇風機で我慢しています。心配していた傷の化膿もなく、クーラーのおかげで犬も快適に過ごしています。食欲は旺盛で、ときには出てくるものを好き嫌いして困らせます。元気にしているので、それが一番嬉しいです。
 どうか、これからも元気に長生きしてください。
 多少のわがままには目をつむるから。
 犬は、本当にかわいいやつだと思います。

お知らせ

 アンケートからメッセージを送ってくださった方々ありがとうございます。
 計画停電の影響から、当分サイトを更新することはできませんので、情報はこちらのブログでご確認くださいますようお願い申し上げます。

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